
まるで北海道の富良野のようなここは?
昨日は「たんばらラベンダーパーク」へと行ってきました。
エントランスゲートを抜けると、
ミニ富良野といったような色とりどりの花畑が斜面に広がっていました。

たんばらラベンダーパーク
その名も「彩の丘」。
ひとしきり、撮影を楽しんだら、夏山リフト(10分)でハイランドガーデンへと上がります。

エントランスにあるリゾートガーデンと夏山リフト
ここには、関東最大といわれるラベンダー畑が広がっています。
早咲き、中咲き、遅咲きのラベンダーがありますが、下の方はまさに見頃を迎えています。

関東最大のラベンダー畑
ラベンダー畑につけられた遊歩道をたどりながら上へと登っていきます。
甘い匂いに誘われ、ミツバチやクマバチ、トンボ、蝶なども飛び交っています。

たんばらラベンダーパークの早咲きのラベンダー品種「こいむらさき」
ラベンダー畑の隣のゲレンデではニッコウキスゲもきれいに咲いていました。
ニッコウキスゲは1日花で咲いた翌日にはしおれてしまうので、咲いたばかりの花を探して撮影。

まさに夏をイメージするニッコウキスゲの花
ハイランドガーデンでは、他にもヤナギランが咲いており、
チャイブやチコリなどのハーブも植栽されていました。

早咲きのラベンダー「こいむらさき」とトンボ、チコリの花、エゾアジサイ、ヤナギラン
ラベンダーパークを満喫したら、大展望台の右のゲレンデ内を登っていきます(9時25分)。
ゲレンデの右側を行くと、ひと登りで右手に登山道入口があります。

ゲレンデ上部からの展望と山道入口の道標
山頂まで約1.5km、55分の道標にしたがい、ブナの森を登っていきます。
一度、小さく下って登り返していくと、途中、初夏の頃にはシャクナゲがきれいな尾根道を通過します。
徐々に木々が少なくなりひと登りで山頂直下の分岐です。
右へと5分で鹿俣山山頂です(10時25分)

ハイカーで賑わう鹿俣山山頂と武尊山方面の展望
山頂に到着し2〜3分もすると、
20人くらいのパーティが上がってきてあっという間にいっぱい。
休憩もそこそこにブナ平へと向け下山です。

鹿俣山直下からの展望
山頂直下からはスキー場や玉原湖が広がります。
よく晴れた日には谷川岳なども見えるはずです。

ゲレンデを下りブナ平へと向かう
しばらくはゆるやかな山上尾根を進み、途中、スキー場のリフト山頂駅の分岐を分けます。
その少し先からゲレンデ内に続く道を下っていきます。
ゲレンデの縁はヨツバヒヨドリがたくさん見られました。

ゲレンデなどで多く見られたヨツバヒヨドリ
陽射しに照りつけられながら、ゲレンデの林縁を下っていきます。
最後に、ゲレンデ内を横断すれば、ブナ平へと続く樹林へと入っていきます。
ところどころに、ブナの大木が点在します。

ブナ平手前で見つけたブナの大木
ブナ平分岐まで下ると、ハイカーが多くなりそうなので、
ブナの大木の下で昼食としました。
昼食を済ませたら、ブナ平を経て玉原湿原へと向け出発です。
12時にブナ平分岐に到着。
ブナ地蔵を経て、ブナ平のなかを進みます。

夏のブナ平
ブナの中木がきれいな森を25分ほどで玉原湿原(水源コース)分岐です。
ここで、三角点へと続く道と分かれ、左へと下ります。
小さな沢を渡り、下っていけば玉原湿原の北側の分岐に出ます。
グルリと一周できるので、どちらへ行っても大丈夫ですが、今回は時計回りに進みました。

玉原湿原に咲いていたコオニユリ
夏の湿原で目を引いたのはコオニユリ。
クルマユリにも似ていますが、葉が輪生状でないので、見分けられます。
時間があったので、玉原湿原のベンチで久しぶりにコーヒーを味わい出発。
途中、ぶなのわきみずで喉を潤したら、銅金沢の道をたどり、ゲレンデ方面へ。
リフト下のトンネルを抜けゲレンデに出たら右へと進めば、ラベンダーパークのエントランスです。
ラベンダーソフトを食べて、帰路につきました。

ぶなのわきみずとラベンダーソフト